今日は沖縄本土復帰40周年の日です
だけど、まだまだ私たちの身近なところに戦争のつめ跡は残っています。
日曜日、わが家は田植えでしたが、その田んぼのすぐ隣の山の斜面に、人がやっと入れるくらいの穴が開いています。写真の真ん中あたり、木の陰に、暗い穴があるのが分かるでしょうか。
これは、戦争中に経済制裁のために海外からの輸入が途絶えてしまったマンガンを採掘するために掘られた穴です。丹波地方は、良質のマンガンが採れるため、 戦前から戦中にかけて、多くの鉱山がありました。そこで働いていたのは、主に被差別部落の人々や朝鮮人の人々。筆舌に尽くしがたい、過酷な労働によって支 えられていたと聞きます。
私が子供の頃は、もっと多くの穴が残っていましたが、危険なことや林道整備の工事などもあって多くは入口がふさがれたりしています。
なぜ、日本は戦争に突き進んだのか、突き進まなければいけなかったのか。じっくりと考えなければ、と思います。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- ペットボトルはマイクロプラスチック化しない?(2020.11.23)
- プラごみ問題とアメリカ大統領選挙(2020.11.05)
- なぜ、環境対策に否定的意見"も"多いのか(2020.08.18)
- ポイ捨てだけが悪いのか?(2020.07.31)
- 若者回復率(2020.07.30)
「田んぼと畑の話」カテゴリの記事
- エノキタケ栽培発祥の地は亀岡市篠町!(2021.05.11)
- 今日は沖縄本土復帰40周年の日です(2012.05.15)
- アオサギ(2011.06.23)
- 水鏡(2011.06.09)
- 氷見鰤と丹波猪(2011.01.29)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント