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2011年8月 5日 (金)

馬堀駅前商店街の夏祭り

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私の住む京都府亀岡市は、日本で初めてWHO(世界保健機構)からセーフ・コミュニティの認証を受けたまちです。

セーフ・コミュニティとは、「事故・けがは偶然の結果ではなく、予防できる」という理念のもと、行政はもちろん、地域住民、NPO、関係民間団体など、多くの主体の協働により「住民全員が健やかで元気に暮らすことができるまち」のことです。

この取り組みは、スウェーデンの地方都市で始まった住民の手で安心・安全な社会をつくろうという運動をもとにしていて、WHOにより体系化されたもので、 「みんなが事故・犯罪・怪我なく、安心して暮らしていくにはどうすべきか。」を地域住民が考え、力を合わせてその原因を取り除いていこうとするものです。

さて、今夜は近くの商店街の夏祭りが行われました。

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商店街の名前は「馬堀駅前西部商店街」。何年か前までは、さびれる一方、さらにJRの駅が複線化で移転してしまい、「駅前」ではなくなってしまいました。

そんな中で、なんとかしないと!といろいろな取り組みが始まったと聞いています。

最近では、若い人のお店も増え、以前とはまた違う賑やかさがみられるようになりました。

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そんな商店街の、年に一度のお祭り。

とりたてて、何か特別なものがある、というわけではありません。

商店街のみなさんが力を合わせて、金魚すくいをしていたり、フランクフルトや焼き鳥を焼いてたり。極論すれば、ただ、それだけ。

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昼すぎには子供たちの三輪車レースもやってたけれど。よくいえば手作りの、なんというか地蔵盆のようなノリ。

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でも、地元の子供たちの太鼓や、中学生のブラスバンド部の演奏があったり。みんな、自分の子供やその友達が出るもんだから、見る方も一生懸命。普段は美容室をされているお店が控室(後ろの明るいお店)、それもまた、舞台裏が裏になっていなくて、見ていてほのぼの。

私も子供を連れて見に行きましたが、大勢の人に声をかけてもらって、かわいがってもらって。子供はキョトンとしてましたけど(笑)

最近、思うんですね。きっと、うちのまちは大災害があっても、大丈夫だろうと。

地域の人達が助け合い、協力を積み重ねて、より健康で安心して暮らせるように。日本では昔から取り組まれてきたことですが、それにちょっとした工夫を加えるだけで、まちは元気になれる。そういうことを最近強く感じます。

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