オストロム先生、ノーベル経済学賞おめでとうございます！

今年のノーベル経済学賞に、米インディアナ大学のオストロム先生が受賞されることが決まりました。3年前に京都を訪問された際に金閣寺を案内してさしあげたことがつい昨日のように思い出されます。

オストロム先生がずっと研究されてこられた「コモンズ論」に触発されて、私も大学院時代の友人たちとコモンズ研究会という研究会を立ち上げて研究を進めてきました。最初のころは「コモンズ」といっても、「何それ？」といわれるのがオチだったのが、今では「共同体」「コミュニティ」といったおなじみの言葉の理論的基礎として、ずいぶんと知られるようになりました。

改めて、私自身も研究に邁進しなければ、と思うとともに、本当にうれしく思います。