クライマーズ・ハイ
主演の堤真一さんはじめ、NHKの大河ドラマ『篤姫』で将軍・家定役の怪演?も記憶に新しい堺雅人さん、『殯の森』のヒロイン尾野真千子さん、そして脇を固めるベテラン俳優の面々、という豪華キャストが、本当に迫力のある映画を作りだしていました。ストーリーはもちろん新聞記者というヒューマン・ドラマですが、それを演じた俳優さんたちのヒューマン・ドラマだというふうにすら思えるほどの皆さんの熱演、新聞記者という「プロの仕事」を演じた俳優さんたちの「プロの仕事」を見せていただいた、そんな気がします。
あの、山中にジャンボ機の主翼が横たわっていたシーンや、生存者がヘリで救出されるシーンは、鮮明に覚えています。父か母がテレビをつけていて、それをみんなで「怖いなあ」と見ていたのが思い出されます。
もうすぐお盆、そして事故から23年目を迎えます。二度と、こんな事故が起こらないように祈るのみです。
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コメント
ジャンボ機墜落事故の日、家族で母方の実家に行っておりました。
ニュース速報から臨時の報道番組に変わり、翌朝起きたら群馬の山中に墜落した映像が出ていて愕然とした事を覚えています。
当時わたしは小1の初飛行機体験(大雨で揺れまくった)から尾を引く飛行機嫌いで、やっぱり飛行機は怖いと再認識して、以降大学四回生まで何処に行くのも飛行機は使いませんでした。いまは平気で乗りますが、揺れるとちょっと昔の事を思い出します。
この先も安全飛行を願いたいものです。
三連休中は「崖の上のポニョ」を見に行きました。公開直後という事もありすごい人でした。
投稿: ごしゅりん | 2008年7月23日 (水) 17時12分
>ごしゅりんさん
ポニョの歌、耳から離れませんね(笑)
飛行機、見るのは大好きなんですが、乗る時は心の中で、やはりあの事故のシーンを思い出してしまいますね。といいながら、しょっちゅう乗ってるわけですが。。。たぶん、私たち世代の人はみんなそうなんじゃあないでしょうか。それと忘れてはならないのが、大韓航空撃墜事件と9.11同時多発テロ。日航機事故とは本質的に異なる、絶対にあってはならない「事件」ですよね。
投稿: harada | 2008年7月23日 (水) 20時07分
私もどちらかというと、123便の影響であまり飛行機が好きになれない性質です。
あの時はずっとN○Kの夜通し臨時ニュースを見ていて、ガキながら祈る気分で夜を過ごしたものです。
で、あの伝説のCX中継はずっと見ていましたが、あの惨状はいまだに目に焼きついていて、トラウマになりそうなほど衝撃を受けました。
それでも、一度映画館で観てみたいですね。
投稿: Takeuchi | 2008年7月23日 (水) 21時10分
>Takeuchiさん
やはり小さい頃に見た映像というのは、より大きく記憶に残るものですね。事故からずいぶん経ってから公表されたコックピットのボイスレコーダーの音声、本当にショッキングでした。
ぜひぜひ、時間を見つけて映画館でご覧ください。日本の映画もなかなかだなあ、と思える一作です。
投稿: harada | 2008年7月23日 (水) 23時26分