« 今から出雲 | トップページ | お釈迦さんのはなくそ? »

2008年3月12日 (水)

最上川紀行 その6

Dsc_0850

今日は酒田市内を散策。最上川の舟運にとっても非常に大きな役割を果たした山居倉庫群を見学。

Dsc_0855

庄内平野各地から集められたお米は、いったんここで保管され、大阪や東京に運ばれたそうです。昔の賑わいはどれほどのものだったのでしょう。

Dsc_0852

で、ここにはお米の資料館があるので見学。昔の倉庫での仕事を再現した蝋人形があるのですがこれまたリアル。

Dsc_0853

60kgもある重い俵をしょった女の人たちの苦しげな表情。「代わったげよか?」と思わず声をかけてあげたくなるほどのリアルさ・・・

Dsc_0862

「昔の女性は力もちでした」と、力比べに5個の俵を担いでみました、とか。そんな無茶な。。。

Dsc_0857

おしんもいます。

Dsc_0883

外に出ると、趣あるケヤキの並木道。強風を防ぐために植えられたそうです。

Dsc_0888

湿気や温度変化を防ぐため、二重屋根になっています。

Dsc_0893

ぐるっと歩いて表に回ります。観光地でもありますが、現役の倉庫でもあります。

Dsc_0903

中は、冷蔵倉庫に改修されているんですね。

Dsc_0895

かつて最上川を行き来した小鵜飼船。大石田にお住まいの、ただひとりの現役船頭さんの手によるものです。

Dsc_0896

説明書き。長さ20mですから、京都の保津川下りの船(12m)よりも、さらにもう一回り大きいくらいですね。

Dsc_0908

もう一つ、酒田の歴史や暮らしなどを紹介した資料館。大きな山車は、酒田祭のもので、京都の祇園祭を模して始められたそうです。

Dsc_0910

京ことばと庄内の方言の比較。

Dsc_0921

この後、昨日ご一緒した方に、いろいろ案内していただきました。土門拳美術館の裏山から眺める酒田の町。手前には最上川がゆったりと流れ、なんとも雄大な景色です。晴れていたら、右の鳥海山が本当にきれいに見えるのでしょうね。

Dsc_0923

帰りは大阪行きの「日本海4号」です。今日はトワイライト・エクスプレス用の機関車の牽引です。

Dsc_0926

Dsc_0928

久しぶりの寝台車。もう30年近く経っている車両ですが、手入れが行き届いていてきれいな車内。寝台の下段はすべて埋まっていました。

今夜の機関士さんは非常に上手な運転。いつの間にか、動き出しています。(でも途中、富山あたり?を担当していた機関士さんはヘタクソでした・・・怒)

Dsc_0937

ぐっすり寝て、目が覚めたのは加賀温泉あたり。もう一度、うとうとしていたら敦賀でした。敦賀を出ると、やがて琵琶湖が見えてきます。「雪」と「晴れ」の境目。

Dsc_0951

湖西線を、京都目指してラストスパート。

Dsc_0960

窓の外には、キラキラと輝く琵琶湖が広がります。

Dsc_0961

京都駅には9:40に定刻どおりに到着。ほとんどのお客さんはここで下車。

Dsc_0962

寝台車って独特の雰囲気がありますね。

Dsc_0963

京都駅にたたずむ「日本海」。この「日本海」も、来週からは1往復に減便。でも飛行機よりも安くて便利なので、何らかの形でこれからも残してほしいものです。

長かった山形の旅もこれにて終了。ぜひ、また違う季節に訪れたいな、と思った、素晴らしい景色と人々との出会いが一杯の旅でした。

|

« 今から出雲 | トップページ | お釈迦さんのはなくそ? »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

お疲れさまでした。
紀行、大変興味深く見させていただきました。
同じ日本海側と一括りにしてはいけないほど、北陸とは状況が違い、行きたいなぁと思わずにはいられません。
記憶が無いくらい昔に米沢に行ったことがある(らしい)のですが、その他は「日本海」で知らないうちに通過しているのみである、私にとっての山形県。
それにしても、最上川の流域は様々な姿を見せているのが良いですね。
さすが、芭蕉も訪れた景勝の地といったところでしょうか。

投稿: Takeuchi | 2008年3月12日 (水) 21時00分

Takeuchiさん

そうですね、日本海側、といってもいろいろですね。ですが、たとえば山形の方のちょっとした言葉遣いが京都の丹後の人の話す言葉に似ていたり、先日の出雲出張では、松江でやはり芋煮汁にであったり、と違うけれども似ている、という、「海の道」を意識せざるをえないいろいろなことがあって、山に囲まれた地域で生まれ育った私には興味津々でした。

芭蕉もきっと、そんなことを感じたのでしょうね。

投稿: harada | 2008年3月12日 (水) 21時32分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/148419/40469796

この記事へのトラックバック一覧です: 最上川紀行 その6:

« 今から出雲 | トップページ | お釈迦さんのはなくそ? »