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2008年3月 1日 (土)

最上川紀行 その2

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山形2日目。奥羽本線蔵王駅にて。山小屋風の素敵な駅舎です。駅の目の前には蔵王連峰。

スキーに、、、と行きたいところですが、お仕事です。

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昨日は、まず国土交通省山形河川国道事務所を訪問しました。

最上川全般の管理などについて聞き取り調査を行なったのですが、ここでもまた驚きの連続。「川の百科事典」ともいうべき、とにかく川の「すべて」が載っている資料を作成されていました。それも、最上川の流域すべてを「点」ではなく「面」として把握した資料。電話帳のような分厚さの資料が3冊もありました。

川の流域の人口、河川の断面図、勾配図、堤防の図面、生物の生息状況や目撃情報、とにかく何でも・・・。

だから、ある地点で工事するときに、「防災」「利水」「環境」といったさまざまな点に、どんな風に配慮したらいいのか、が一目瞭然。しかも担当部署の枠組みを越えた資料なのです。おそらく他の地域でこんなものを作られているのも少ないのではないでしょうか。

最上川、驚きの連続です。

なんというか、人々の意識がぜんぜん違うのです。肩肘はらずに、自分たちの出来ることを、それぞれが「当たり前」のこととして取り組んでいる、というか。

もちろん、ゴミや水質など、問題が無いわけではありません。心無い人もいるわけです。ですが、そういうことがあったとしても、それ以上に「地域の力」がうまく結集されて、問題解決を目指している、というか。

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駅から河川国道事務所に向かう途中の最上川支流の須川。うまく自然を残した護岸。水もきれいです。

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さて、聞き取り調査を終えてバスで山形市内に戻り昼食を、と市内を散策。かつての栄華をしのばせる、重厚な建物がたくさん残っています。

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教会ではないです、個人の病院。

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町の人に教えてもらってラーメン屋さんへ。栄屋本店、冷やしラーメンの元祖らしいですね。

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さすがに寒いので、冷やしラーメンはまたの機会に。で、注文したのは山形ラーメン。三歳と米沢牛のラーメンです。麺は太麺、スープは鰹と昆布がベース。ここでも昆布登場なのです。割とあっさりとした味。

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昼食後、歩いて山形大学に向かいます。ちょっと路地に入れば素敵な町並みがまだまだ残っています。

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山形大学。最上川フォーラムの事務局でいろいろお話をうかがいました。大学の周りにもきれいな水が流れています。ここでもいろいろ興味深いお話を聞かせていただきました。

行く先々で、いろいろ教えていただき、感謝感謝。

しかし、みんなが「最上川大好き」。この地域性は何なんでしょう、感心するとともに、謎は深まるばかり(笑)

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さて、一緒に調査に同行していた友人が所要のため一足先に京都に帰る、ということで山形駅までお見送り。駅の隣に再開発で高層ビルが出来ていました。最上階は展望フロアになっている、ということを教えてもらったので、これはぜひ、と。

上は、夕闇迫る蔵王連峰。といっても見えている山は蔵王山の前衛峰・龍山で、蔵王山はその向こうらしいです。前衛峰もとても大きな山容。教えてもらうまで、これが蔵王山だと思ってました。

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夕焼けの山形盆地。高層ビルからの夕景、というのは都会ではいくらでも見られますが、雪国の夕景、というのはほんとに景色がピンク色から青色に移っていくんですね。

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夕食は、繁華街をぶらぶら歩いて探してみました。毎日飲んでばかりいてもアレなので、美味しそうな定食を、と。で、入ったお店は写真の「志ろ桜」。

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山形らしいものを、ということで、いただいたのは「山菜定食」。写真は春の味、うるいのおひたし。非常に美味。

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左は身欠にしんとさんさいを炊いたもの。右はあけびとうど酢味噌あえ、奥はあさつき。いや、ほんとに京都と味付けが似ているのです。お味噌汁も白味噌だったし。

北前船と最上川舟運を通じた京都とのつながりをいろいろなところで実感。歴史って、面白いですね。

つづく。。。

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