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2007年3月28日 (水)

クロ刈り

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今日は田植えに先立って、クロ刈りです。

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背丈以上に伸びてしまった笹を刈ります。

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刈った笹が谷川を覆いつくしてしまいました。

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そのままじゃいけないので、笹を山側へ掻き上げて、やっと谷川が見えました。いやいや、疲れた~。 

さて、この「クロ刈り」というのは、この辺りの呼び方ですが、水田のすぐ横の山の斜面(クロ)などの草刈りのことです。当然ながら水田には水田の、山林には山林の所有者があるわけですが、その接する部分から少し上の斜面までは、下の水田の所有者が利用する権利があります。

水田の間近まで木が覆いかぶさるようにあると、日光を遮るのでこれを防いだり、草が伸び放題になると害虫の原因にもなります。また、鹿や猪といった動物が姿を隠しやすくなるので、水田に動物たちが入ってきてしまう原因にもなります。

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上の写真は秋に撮ったものですが、ちょうど田んぼに日が当たるように刈られているのが分かると思います。

何より、以前は燃料となる薪炭や堆肥になる落ち葉の供給源としての役割が大きく、結果としてそれが「下草刈り」としてきちんと手入れをされていたのですが、近年は過疎や高齢化もあって、全国各地でこういった手入れがなされていない場所が増えて問題になっています。

農地の集約化、といった政策も大事かもしれませんが、農業は単に農産物を生産するだけではなく、環境保全や防災といった側面も大きいのに、工業的農業を目指すだけでいいのかなぁ、と思う今日この頃です。

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