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2006年3月26日 (日)

鹿刺し

20060326_sikasashi 職場近くのお店で,「鹿刺し」を戴きました.

お味は,「馬刺し」の,もう少し味がしっかりしたような感じ.京都の山間部でも,鹿による農作物の獣害が深刻化していますが,以前に紹介した「鹿肉のステーキ」や,この「鹿刺し」こういう風に「美味しく」利用することも,もっと真剣に考えたほうがいいんじゃないかなあ,と思います.(“名物”“特産品”として育てられるかどうか,なんて早い者勝ちですからね)

春といえば,京阪神では「イカナゴの釘煮」も食卓ではおなじみですが,これは明石名物ですよね.でも,これが「明石名物」になったのは,実はごく最近のこと.1980年代に明石の漁協が中心になって,家庭での釘煮づくりの普及が行われました.すると,それまで加工原料や餌用として取り引きされていたイカナゴが,鮮魚でも取り引きされるようになったっとか.それまでは大量に漁獲されて安価で取り引きされていた魚が,いつの間にか丁寧に漁獲して鮮度の良いまま市場へ出される存在へと変わっていったそうです.当然,「養殖魚の餌」として取引されていた頃よりも,市場価格も上がって,漁師さんの認識も変わっていきました.

このお話は,「食べ方」「利用方法」の変化が,人とイカナゴの関係が再編された,とみることができますが,鹿も同じように,有害獣としての「やっかい」な存在から,資源,そして富を生む価値ある恵みへと変わりうる可能性があるといえるでしょう.

残念ながら,有害駆除された鹿の多くはゴミと一緒に焼却処分されているそうです.そして,その有害駆除も,まったく被害対策としては追いついていないのが現状です.

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コメント

鹿対策に狼の導入 参照 http://japan-wolf.org/content/faq/

投稿: 名無し | 2013年1月30日 (水) 12時36分

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