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2006年3月16日 (木)

#001 「ベスト・クラシック100」

best100新しいカテゴリをひとつ追加.独断で私の好きなCDを,時々不定期に紹介していきます(単に毎日街の写真を撮れないから,なんてことは・・・)

記念すべき?1枚目に何を挙げようかな,と迷ったのですが,いろいろなCDの中から大学生のような若い皆さんにもぜひ聞いて欲しいな,と思う1枚を.

東芝から発売されているベスト100シリーズ,CD6枚セットで3,000円(!)のクラシックのコンピレーション・アルバムです.

「『運命』『第九』から『ジュピター』まで,誰もが知ってる超有名曲,ズラリ7時間分収録!/イタリアやフランスでベストセラーを記録した,ヨーロッパの話題盤.これひとつでクラシックはおまかせ!/クラシックの名門レーベル、EMIクラシックスならではの一流アーティスト達の名演ばかり!」

と,真っ赤なCDの帯に書かれています.まあ,これ1枚でクラッシックはお任せできる,かどうかは置いておいて,クラッシック初心者だけではなく,誰にでもお勧めできる1枚であることは間違いないでしょう.

まず,選曲が良くて構成も上手.「聴きやすい」というのは誰にとっても大事な要素です.そして何より安い!(笑)しかもこのお値段にして日本語の解説付き.とはいえ,教科書のようなクドクドとした解説ではなく,思わず笑みがこぼれるような,小気味良い解説がまた面白いのです.たとえば

「時にはシャンデリアのごとく豪華絢爛に,時には夜のしじまに差し込む月明かりのように.ここには光きらめく音の海原が広がっています.まずは音が縦横に躍動するモーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」序曲から.オペラの幕が上がる瞬間の期待感を最高に高めてくれる名曲です.」

ゴルトベルグ変奏曲は不眠に悩まされていた旧知の伯爵の枕元で演奏されるようにJ.S.バッハが作曲して贈ったもので,まさに最高に贅沢なリラクゼーション・ミュージック.」

「ベートーヴェンのピアノ曲でピュアな美しさがひときわ輝いているのがピアノ・ソナタ第14番「月光」です.当時想いを寄せていた令嬢ジュリエッタに捧げられたと聞けばロマンチックなのもうなずけます.」

「英国の作曲家といえば「ジュピター」で知られるホルストも人気です.神秘的なものに傾倒していたホルストが描いたのは,実際の惑星の姿ではなく,占星術からインスピレーションを得たものというのはちょっと意外です.」

「ナチスの強制収容所からユダヤ人を救った実業家を映画化して大きな話題を呼んだ『シンドラーのリスト』のテーマもヴァイオリンのしめやかな音色が心の近くで奏でられます.最後に再びベートーヴェンが登場.「田園」という副題で知られる交響曲第6番の第5楽章を聴いていると,嵐の後ののどかな風景が自然と浮かんでくるのではないでしょうか.」

といった感じで,いろいろな曲がさまざまなエピソードとともに,テンポよく解説されています.

そして,たとえば,ベートヴェンの第九の場合は,もっとも有名なコーラス部分(フロイデー♪~の部分)と最後の部分をうまくつないであったり,そうかと思えば「フィンランデア」のような曲はちゃんと全部が入っていたり,と,実に美味しいところをうまく盛り合わせ(?)てあります.トリノ・オリンピックの荒川選手のメダルですっかりおなじみになった「トゥーランドットのあの曲も入っています.

試聴はこちら:ベスト・クラシック100公式サイト(東芝EMI)

TVやラジオ,映画(そういえばタイタニックのテーマ曲もあります)など,いろんな場面で聴いたことのある「あ,あの曲!」という曲がぎっしりと詰まった,それでいて,BGMとしてさらっと聞き流せる,なかなかお勧めの1枚ですよ.

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