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2005年11月10日 (木)

冬支度

20051110_matsu 松の木に「こも」が巻かれていました.

下鴨神社の糺の森近くの公園,「出町の三角州」といった方が京都の人の間では有名ですが,松の幹に藁が巻かれていました.「こも巻き」というのですが,これは防寒用ではなく,松につく害虫を一網打尽にするための「罠」なんです.

松には色々な害虫が付きます.その中でも,一番もっとも怖いのは松毛虫というマツカレハ虫の幼虫です.彼らは夏の間に,松の葉の間に卵を産み付けるのですが,この毛虫が葉を食い荒らすと,緑の大木がたちまち黄色くなってしまうほどで,大発生しようものなら,松林全体が枯れてしまったりします.他にもアブラムシの仲間なども...

ところが,この虫たち,寒くなると落ち葉の下や松の樹皮の下などにもぐりこんで越冬するという習慣があります.そこで,彼らの寝床となる藁を松の幹に巻いてやります.そして春を迎える寸前,啓蟄の頃(3/6)に,外して焼却!針のムシロならぬ,火のムシロになるわけです.ところで「こも」って「籠る」から来ているんでしょうかね?

昨日は年の瀬の恒例行事,南座の顔見世興行の際にかかげられる「まねき」の「まねき書き」が始まった,というニュースを仕事帰りの車のラジオで聞きました.今年の顔見世興行は231年ぶりの復活となる坂田藤十郎の襲名披露でもあるんだそうです.一度行ってみたいなあ,と思いながら,まだ南座には足を踏み入れたことがありません.毎年このニュースを耳にすると,もうすぐ年の瀬,と実感する京都の秋です.

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