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2005年11月11日 (金)

南国より

20051111_train 九州からの寝台特急を,京都駅で電車待ちのホームから.

熊本からやってきた「なは」号と,長崎からの「あかつき」号が,京都駅に着いたあと,後ろ向きに向日町の基地に引き上げてゆきます.夜を徹して走り続けてきた機関車には,虫がべったり (^^ゞ

最近は,新幹線や航空機,高速バスのネットワークが充実して,寝台特急は年々減る一方ですが,関西から九州方面のブルートレインも,10月までは宮崎からの「彗星」号と「あかつき」号が併結運転されていたのですが,その「彗星」号が廃止され,代わりに,「なは」号が,「あかつき」号と併結運転されるようになりました.

この「なは」号,もちろん,沖縄県の県庁所在地である那覇市にちなんだ名前です.以前は鹿児島まで走っていたのですが,現在は九州新幹線の開業により,熊本止まりです.“沖縄まで行かないのに,なぜ「なは」?”と,時折話題になりますが,実はこの「なは」という名前は,昭和43年10月1日改正で昼行の特急列車と初めて登場しました.

沖縄出身者の多い近畿地方から出発する列車,ということもあったのでしょうか.当時,米軍の占領下に置かれていた沖縄の日本復帰の願いを込めて,公募により命名された命名された列車で,昭和50年からは夜行になっています.

その後の寝台特急再編の中で,幾度と無く「なは」号は廃止という話もあったのですが,そのような歴史のある愛称なので,運転形態や運転区間を変えながらも今も受け継がれています.

かつては庶民の唯一の旅の手段であった夜行列車も,忙しい現代社会の中では逆に贅沢な旅なのかもしれません.私は夜行列車での旅が大好きなので,ヨーロッパのように,ふたたび鉄道が見直されないかなあ,と思います.

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